収納だらけの新築アパート企画 3LDK編
3LDKのように大きな間取りになると、そこからさらに収納のためのスペースを確保するのは
面積的にも建築費用的にも難しいものがありました。
2LDKの時のように、目玉となるような収納スペースは造れませんでしたが、
各室の収納を充実させることで十分に収納が多い物件である印象を持ってもらうことに成功できたと思います。
クローゼットとは別の収納を各室に施工しているのが特徴です。
3LDK-居間、玄関、キッチン、階段下収納
3LDK-洋室C ウォークインクローゼットとOPEN収納棚
クローゼットの奥行寸法を増やしウォークインクローゼットにしました。
部屋へ入るための通路部分には本棚としても利用できるような収納棚を設置し、
実用的なのはもちろんですが、空室内覧時のインパクト(好印象)を上げることにも貢献する仕様になっています。
3LDK-洋室B 用途の違う2個のクローゼット
3LDKのうち一室は収納に特化した部屋にしても良いのではないか?
そう考えもっと収納部屋の特徴を出そうと思ったのですが、クローゼット2個でも通常の倍の収納があるということもあり、それぞれのクローゼットで別の特徴、使い方を提案することにしました。
クローゼット①は洋服を中心に、クローゼット②は物置(保管庫)をイメージしています。
収納のための部屋が欲しいと考え部屋探しをしている人、少なくはないと思います。
3LDK-洋室A 端から端までの上部収納棚とクローゼット
洋室Aは、端から端までにこだわりました。
クローゼットは奥行を抑え、幅の広い収納ですが物の取り出しがしやすい造りになっています。
壁面上部にも端から端まで収納棚を2段。さらにスクエアポールを設置しクローゼット以外にも服を掛けることができようになっています。
南向きの窓があるので、天井に固定のポールを設置し洗濯物干しとして利用できるようにもしました。
360°全天球パノラマ画像でもっと詳しく
収納だらけの新築アパート完成内部が360°全天球パノラマ画像で確認できます。
写真では伝わりにくい奥行や細部の仕上がりまで自由に動かして見ることができるページです。