収納リフォームブログ
使っていない、使えないスペースを見つける
小さく狭い部屋でもよ~く探せばあるものです。
普段、使わないスペースが
その部分を収納にしてしまうのも賃貸アパートでは
とても有効な方法だと考えます。
さて、前回手書きプランを作ったお部屋、数ヵ所に新しく収納を造りました。
ビフォーアフターでご紹介します。
※手書き収納プラン
※Before
※After
※Before
※After
その他、脱衣所の収納もちょっとだけ施工しました。
一番のポイントは、普通のクローゼットを
ウォークインクローゼットにしたことです。
枕棚1段しかなかったクローゼットをL型に棚数も増やして施工しています。
下部は床に置ける収納用品を使ってもらい、入居者さんでは使いこなせない
上部空間の収納力を充実させています。
クローゼット横に作ったOPEN収納棚は
洋室に入るため、クローゼットへの動線となる箇所を活用しました。
ただの壁でしかなかった箇所に、床から天井までの奥行もある収納棚により
洋室の収納力も各段に上がります。
ウォークインにはあえて扉を付けていません。
●部屋の一番奥のため、来客があっても中が見えにくいように開口しています。
●扉を付けると数万円のコストが掛かります。扉を開けるためのデッドスペースが生まれます。
●戸建てなどではかなり扉無しの収納が増えています。
●簡単な目隠しとしてロールスクリーンを設置しています。
家具の配置、生活動線を考えこのような内容にしました。
部屋に入った瞬間から、他の物件とは違うと感じてもらえるはずです。
もちろん使ってもらえば、さらにその収納力に満足していただけると思います。
これだけシンプルな工事ですが、空室の印象は大きく変わったのではないでしょうか。
賃貸アパートには収納が足りていません。
大家が手作り(DIY)で収納を増やしています。
賃貸アパートの収納増のことなら、(有)ブルーフィールドにご相談ください。

手作りの収納棚
手書きの収納プランの次は
手作りの収納棚のお話しです。
なぜなんでも手書き、手作りなのでしょうか?
それは、 大家のDIY だからです!
好きだからできる ということは否定しませんが、大きなモチベーションは、
とにかく安く済ませることができることだと思います。
棚作りの様子(一枚一枚作ります) 寸法は自在です。
ホームセンターなど木材コーナーで買おうと思えば買えます。
ですが、このブログで紹介しているようなリフォーム内容の収納棚を作る
となると何十枚も買わなければなりません。
自分で作るということは何にでも共通すると思いますが、
費用を圧倒的に抑えることになるのです。
問題があるとすれば品質、仕上がりの差、
なので私の場合、すべてプロの方々に教わりました。
※糊付けしたら圧着 (プレス台)
使っている工具はプロのものとは全然違います。
プロはほとんど電動、大型、高額な機械。
私のような大家のDIY程度なら、人力で補助する工具で
まったく問題ありません。
何よりこちらも金額が桁違いに安く済みます。
※省スペース 自作パネルソー
大家としてここまでやるのはさすがに変態的ですが、所有物件すべての部屋に
収納を増やしたいと考えたら
コスト安、部屋ごとの自由設計、継続性、差別化
これらのことを実現していくためには必要なことでした。
この選択をまったく後悔していませんし、所有物件だけで十分に
費用も回収できると考えています。
もちろん、この先手掛ける新築物件、中古リフォームについても
収納力全開の物件を造り続けたいです。
※棚作りを手伝う嫁の後ろ姿
これからも惜しむことなく頑張りたいと思います。
手書き、手作りでも収納リフォームに興味があるという方は
(有)ブルーフィールドまでお問合せください。

手書きが基本の収納プラン
空室を見てから2~3日はどんなプランにしようか
寝る前まで考えていることが多いです。
思い付いた収納プランは片っ端から紙に書いておきます。
その中で現実的なものや費用とインパクト、収納力のバランスが
良いものを最終案として一応、清書します。
一応、清書したもの(平面図)
毎回手書きです。
伝わらなければ現地で身振り手振りで説明します。
大家をする前の仕事ではCADも使っていたのでそういう表現の仕方もあると思うのですが、
手書きの理由その①
手で書いているほうが圧倒的にアイデアが湧いてくる!
手書きの理由その②
大家として自分の物件をプランする時もすべて手書き。
他の物件でも同じように大家として取り組んでいるという変なこだわり
なので多少見づらい部分は愛嬌ということで。
それよりもプランの内容をご覧ください。
今回は普通のクローゼットをウォークインに変更するのがポイントです。
ウォークインクローゼットがある。
ただそれだけで他の条件が目に入らなくなり、この部屋にしたいと頑張った女性がいました。
それは恥ずかしながら今から10数年前の私の妻です。
その時はなんとか説得することができ、別の物件で契約しましたが、
こんなにもウォークインクローゼットとは力のあるものかと
当時、まだ収納力のことなど考えたこともなかった私も衝撃的だったのではっきりと憶えています。
後に大学生達との意見交換で嫁の反応が特に珍しいものではないことを
知ることになるのはまた別のお話しで。
※収納リフォーム きっかけは大学生との意見交換
賃貸アパートの収納は足りていません。収納を増やして他の物件では
真似できない差別化をしましょう。
収納リフォームな(有)ブルーフィールドまでご相談ください。

どこに収納を増やそうか?空室の下見
収納リフォームの依頼があってまず最初に行うのが、
空室の下見
始めから十分に広さのある賃貸アパートは少ないので
狭いなかでどこに収納を増やすか考えるのが最も重要なこととなります。
一般的な1LDK、まだまだ新しい雰囲気
キッチン
居間
洋室にある普通のクローゼット
脱衣所
さあ~ どんな収納プランを考えよう
狭く感じないように、それでいて大幅に収納力をアップ、
内覧者に好印象、大きなインパクトを与えることも
忘れてはいけません。
毎回、胃がキリキリするようなプレッシャーから始まっていきます。
※実際に集めているアンケート結果を公開しています。
※収納が多い部屋はみんな大好きです!
大家が手作り(DIY)で収納を増やしています。
賃貸アパートの収納増のことなら、(有)ブルーフィールドにご相談ください。

隣の部屋まで繋がっている4帖のウォークスルークローゼット
4帖のウォークスルークローゼットとは?
一体何のことだか分からないと思います。
これは実際に私が新築アパートにて計画、実施した
隣の部屋までつながるウォークインクローゼットのこと。
図面でみるとこうです↓↓ (いつもの手書き図面)
洋室と洋室の間に4帖の収納スペースを造り、どちらの洋室からも入れるようにしました。
正直、半分は遊び心です。
小さな子供だったら、この図面のようにグルグルと行き止まりなく走れる
家だったらどんなに楽しいだろう そんな発想から部屋を繋げるアイデアにしました。
収納量だけで言えば入口が一箇所のほうがたくさん収納できます。
でも生活に楽しさも必要かなと。
完成時、いろんな方に見てもらいましたが、この
ウォークスルークローゼット大好評でした!
そしてそして思い描いていた子供たちの運動会を内覧時に目の前で
見ることができたことはとても嬉しい瞬間でした。
写真だと伝わり難いですが
ウォークスルークローゼット内部
洋室Aから洋室Bを見ると
ウォークスルーにしても大容量の収納にできたと思います。
廊下には本棚を造りました。
これはクローゼットの一部を利用することで
スペースを造り出す私の得意の手法です。
戸建てでも滅多に見ることがないような収納システムだと自負しています。
これを賃貸アパートで実際に造り、現在、入居者の方が使っている状況です。
収納力は今もこれからも激戦賃貸アパート経営で貢献するものの一つになります。
部屋探しをしている方々も収納に関心がないわけではありません。
収納をアピールしている賃貸物件が少ないため、選択肢になっていない
私はそのようにも感じます。
これからもどんどん収納がたくさんある賃貸造りに関わっていきたいです。
(有)ブルーフィールドでは、アパート新築時の収納プランをご提案、製作、取付致します。
他のアパートでは真似できない収納力で差別化しましょう。
